同棲の間取り、おすすめは?ライフスタイル別の最適な部屋が見つかる

いよいよ二人での新生活!胸が膨らむ一方で、「どの間取りが私たちに合うんだろう?」と悩んでいませんか?
この記事では、1LDKや2LDKといった人気の間取りをメリット・デメリットと共に徹底比較します。
さらに「在宅ワーク中心」「生活時間が違う」など、カップルごとのライフスタイルに合わせた最適な部屋の選び方を具体的に解説!

目次

【間取り診断】あなたにぴったりの同棲の間取りは?

「理想の部屋はたくさんあるけど、結局どれがいいのかわからない…」
そんなお二人のために、まずは簡単な診断チャートをご用意しました。3つの質問に「はい」「いいえ」で答えるだけで、自分たちの価値観に合った間取りのタイプが見えてきます。
さっそく試してみましょう!

簡単な質問でわかる!おすすめ間取り診断チャート

Q1. 在宅ワークやオンライン授業が週に3日以上ありますか?

→ はい(Q2へ)
→ いいえ(Q3へ)

Q2. 仕事や作業をする時は、個室にこもって集中したいですか?

→ はい → Cタイプ(2LDK)がおすすめ!
→ いいえ → Bタイプ(2DK)がおすすめ!

Q3. 一人の時間や空間がないと、ストレスを感じるタイプですか?

→ はい → Bタイプ(2DK)がおすすめ!
→ いいえ → Aタイプ(1LDK)がおすすめ!

いかがでしたか?あくまで簡単な診断ですが、お二人が「個人のスペース」をどれだけ重視しているかが、間取り選びの大きなヒントになります。

それでは、各タイプがどんなカップルにおすすめなのか、詳しく見ていきましょう。

【Aタイプ:1LDK】がおすすめなカップルの特徴

Aタイプを選んだあなたは、「いつもパートナーと一緒にいたい」「二人の時間を何よりも大切にしたい」と考えているのではないでしょうか。

  • 価値観
    • 寂しがりやで、常に相手の気配を感じていたい。食事も、くつろぐ時も、寝る時も基本的には同じ空間で過ごしたいタイプ。プライベート空間よりも、二人のコミュニケーション量を重視します。
  • おすすめポイント
    • 家賃を抑えつつ、広々としたリビングで二人だけの時間を満喫できる1LDKは、まさに理想の空間。自然と会話が増え、仲が深まりやすいでしょう。

【Bタイプ:2DK】がおすすめなカップルの特徴

Bタイプを選んだあなたは、「二人の時間も一人の時間も、両方大切にしたい」というバランス感覚に優れたタイプです。

  • 価値観
    • 仲は良いけれど、お互いのプライバシーは尊重したい。趣味や仕事に集中する時間も必要だと考えています。程よい距離感を保つことが、円満の秘訣だと知っている大人なカップルです。
  • おすすめポイント
    • 居住空間を分けられる2DKは、プライベートを確保しつつ、家賃も比較的抑えられるため、コストパフォーマンスを重視するお二人にぴったりです。

【Cタイプ:2LDK】がおすすめなカップルの特徴

Cタイプを選んだあなたは、「お互いのライフスタイルを尊重し、ゆとりのある暮らしをしたい」と明確なビジョンを持っているタイプです。

  • 価値観
    • 在宅ワークの環境や、趣味に没頭できる空間は絶対に譲れない。それぞれの生活を確立したうえで、共有スペースであるリビングで豊かな時間を過ごしたいと考えています。将来的なライフプランも見据えています。
  • おすすめポイント
    • それぞれの個室を確保できる2LDKなら、仕事にも趣味にも集中でき、ストレスフリーな同棲生活が送れます。友人を招いたり、将来家族が増えたりしても柔軟に対応できるのが魅力です。

【1LDK】のメリット・デメリットと家賃相場

1LDKは、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)と、もう一つ居室がある間取りです。同棲を始めるカップルにとって、最も現実的で人気の高い選択肢と言えるでしょう。

  • どんなカップルにおすすめ?
    • とにかく家賃を抑えたい
    • 「おはよう」から「おやすみ」まで、ずっと一緒にいたい
    • 休日は二人で出かけることが多く、家にいる時間が短い
  • メリット
    • LDKが8畳以上あるため、二人でゆったり食事をしたり、ソファでくつろいだりする空間を確保できます。常に同じ空間にいるため自然と会話が増え、コミュニケーションが密になります。家賃も2LDKに比べて手頃で、掃除も楽なのが嬉しいポイントです。
  • デメリット
    • 最大のデメリットは、プライベート空間の欠如です。一人の時間が欲しい時や喧嘩した時に、逃げ場がありません。また、生活リズムが違う(片方が夜勤など)場合、相手の生活音が気になってしまい、ストレスの原因になることも。
  • 1LDKで後悔しないための注意点
    • 寝室となる居室の広さと、LDKの広さのバランスが重要です。最低でも全体で35㎡以上、LDKは10畳以上あると、二人でも快適に過ごしやすいでしょう。また、収納が少ない傾向にあるため、クローゼットの大きさは必ずチェックしてください。

【2DK】のメリット・デメリットと家賃相場

2DKは、ダイニング・キッチン(DK)と、二つの居室がある間取りです。少し古いイメージがあるかもしれませんが、実は「掘り出し物」が見つかりやすい、賢い選択肢です。

  • どんなカップルにおすすめ?
    • 二人の時間も一人の時間も、両方大切にしたい
    • 家賃は抑えたいけど、部屋数は欲しい
    • 築年数にはこだわらない
  • メリット
    • 最大のメリットは、部屋を完全に分けられることです。一つの部屋を寝室、もう一つを仕事部屋や趣味の部屋にすることで、プライベート空間を確保できます。2LDKに比べて家賃が安い傾向にあるため、コストパフォーマンスは抜群です。
  • デメリット
    • 築年数が古い物件が多く、設備が最新でない場合があります。また、DK部分が4.5畳~8畳未満と狭いことが多く、「リビング」としてくつろぐ空間を作るのが難しいケースも。和室がある物件も多く、好みが分かれるかもしれません。
  • 2DKを選ぶ際のチェックポイント
    • DKの広さが最重要項目です。ダイニングテーブルを置いても十分なスペースがあるかを確認しましょう。また、二つの居室がDKを挟んで独立しているか、襖で繋がっているだけなのかで、プライベートの確保度が大きく変わります。

【2LDK】のメリット・デメリットと家賃相場

2LDKは、LDKと二つの居室がある、まさに同棲の理想形ともいえる間取りです。

  • どんなカップルにおすすめ?
    • お互いに在宅ワークやリモート授業がある
    • それぞれの趣味の部屋が欲しい
    • 将来、結婚や出産を考えている
    • 友人を家に招くのが好き
  • メリット
    • プライベート空間を完璧に確保できるのが最大の魅力。お互いの生活に干渉しすぎず、ストレスフリーな関係を築きやすいでしょう。LDKも広いため、大きなソファやダイニングテーブルを置くなど、インテリアの自由度も高まります。
  • デメリット
    • やはり家賃の高さがネックになります。都心部では家賃20万円を超えることも珍しくありません。また、部屋が広い分、光熱費がかさみ、掃除も大変になります。
  • 2LDKの多様な使い方とレイアウト例
    • 「寝室+仕事部屋」「寝室+趣味部屋」「寝室+ゲストルーム」など、ライフスタイルに合わせて柔軟に部屋を使えるのが2LDKの醍醐味。広いリビングを活かして、ホームパーティーを開くのも素敵です。

【ライフスタイル別】私たちに最適な同棲の間取り

人気の間取りがわかったところで、次はお二人の「暮らし方」に焦点を当てて、最適な間取りと、快適に暮らすためのレイアウト術を考えていきましょう。ここが、お二人だけの最高の部屋を見つけるための最も重要なステップです。

【在宅ワーク中心のカップル】仕事とプライベートを両立させる間取り

二人とも、あるいはどちらかが在宅ワークの場合、仕事のオン・オフの切り替えが大きな課題になります。

よくある悩み
  • Web会議中に相手の生活音が入り込んでしまう
  • 仕事モードとリラックスモードの切り替えが難しい
  • 一日中同じ空間にいると息が詰まる
最適な間取り

理想は2LDKです。一部屋を完全に仕事部屋にすれば、生活空間と完全に切り分けられ、お互いに集中できます。
2DKも良い選択肢。DKで食事、一つの部屋をリビング兼寝室、もう一つを仕事部屋と使い分けられます。

【生活リズムが違うカップル】お互いの睡眠を邪魔しない間取り

片方が夜勤のある医療従事者や、早朝出勤の仕事など、二人の生活時間帯が大きく異なる場合、相手への配慮が不可欠です。

よくある悩み
  • 相手を起こさないように、物音を立てずに帰宅・準備するのがストレス
  • 自分が寝ている時に、相手のドライヤーやテレビの音が気になって眠れない
  • すれ違いが多く、コミュニケーションが不足しがち
最適な間取り

寝室を分けられる2DKや2LDKが断然おすすめです。特に、廊下を挟んでそれぞれの居室が独立しているタイプの間取りは、お互いの気配を感じにくく、プライバシーを保ちやすいでしょう。

【趣味・モノが多いカップル】収納と専用スペースを確保する間取り

洋服や本、コレクション、アウトドア用品など、お互いに荷物が多いカップルは、収納力と趣味のスペースが部屋選びの生命線です。

よくある悩み
  • 収納が足りず、部屋がすぐに散らかってしまう
  • 相手の趣味のモノが、自分のスペースを侵食してくる
  • 趣味に没頭できる場所がない
最適な間取り

2LDKで一部屋をまるごと趣味の部屋にするのが理想です。ゲーム部屋、アトリエ、シアタールームなど、二人の「好き」が詰まった空間は、暮らしを豊かにしてくれます。
収納力を重視するなら、ウォークインクローゼット(WIC)やシューズインクローゼット(SIC)付きの物件が狙い目。1LDKや2DKでも、これらの設備があれば収納問題はかなり解決します。

【家賃を抑えたい節約派カップル】賢い同棲の間取り選び

「同棲して、将来のために貯金も頑張りたい!」という堅実派カップルは、家賃をいかに抑えるかが重要です。

よくある悩み
  • 理想を求めると、すぐに予算オーバーしてしまう
  • 安い物件は、狭かったり古かったりして快適性に欠ける
  • 初期費用もなるべく抑えたい
最適な間取り

狙い目は1DKや、築年数が少し経った2DKです。1LDKや2LDKに比べて家賃が数万円安くなることもあり、固定費を大きく削減できます。

同棲の間取り選びで失敗しない最終チェックリスト

気になる物件が見つかったら、いよいよ内見です。
舞い上がってしまいがちですが、冷静にチェックすべきポイントをまとめました。
二人でこのリストを共有し、協力して確認しましょう。

①二人分の荷物は入る?収納スペースの広さと位置

一人暮らしの感覚でいると、収納は必ず不足します。目安は、今住んでいる部屋の収納の1.5倍〜2倍です。

  • クローゼットの奥行きと高さは十分か?
  • 枕棚や天袋など、上部のスペースも活用できそうか?
  • 玄関に二人分の靴が収まるシューズボックスはあるか?

②朝の準備はスムーズ?キッチン・洗面所・トイレの生活動線

間取り図を見ながら、朝の忙しい時間帯をシミュレーションしてみましょう。

  • キッチンで料理をしながら、洗濯機を回せる配置か?
  • 洗面所は二人同時に立てるくらいの広さがあるか?
  • トイレとお風呂は別か?

③家具や家電は置ける?コンセントの数と位置

意外と見落としがちですが、コンセントの位置は生活の快適さを大きく左右します。

  • ベッドサイド、デスク周り、テレビの裏など、置きたい家具の場所にコンセントはあるか?
  • キッチンの作業スペース周りに、調理家電用のコンセントはあるか?
  • 数は十分か?

④お互いの生活音は大丈夫?部屋の独立性と防音性

共同生活では、音の問題は避けて通れません。

  • 壁を軽く叩いてみて、音が響かないか確認する
  • 内見中に一度、部屋の真ん中で静かにして、外の音や隣の部屋の音が聞こえないか耳を澄ませてみる
  • 可能であれば、物件の構造(木造、鉄骨造、RC造など)を確認する。一般的にRC(鉄筋コンクリート)造は防音性が高いです。

関連記事:同棲の注意点は?失敗しない物件選びのコツを解説!

まとめ

ここまで、同棲の間取りについて様々な角度から解説してきました。

1LDK、2DK、2LDK、それぞれに魅力があり、正解はありません。大切なのは、お二人が「どんな暮らしをしたいのか」を共有し、その理想に一番近い間取りを選ぶことです。

この記事を参考に、ぜひパートナーとたくさん話し合ってみてください。間取りについて語り合う時間は、お互いの価値観を深く知る絶好の機会です。

二人で悩み、考え、選んだ部屋は、きっとこれからの新生活を彩る最高の舞台になるはずです。
皆さんが、心から「この部屋に決めてよかった」と思える、素敵な住まいに出会えることを心から願っています!

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