初めての一人暮らしに必要なものリスト!あったら便利なものをご紹介

初めての一人暮らし、期待で胸が膨らむ一方、「何から揃えればいいの?」「買い忘れはないかな?」と不安になっていませんか。この記事では、そんな不安を解消するため、入居当日から絶対に必要な「最低限のものリスト」と、新生活に慣れてきたら揃えたい「あったら便利なものリスト」を、カテゴリ別に徹底解説します!

目次

最低限必要なものリスト

初めての一人暮らしでは、すべてを完璧に揃えようとすると時間も費用もかかりすぎます。まずは「これさえあれば、とりあえず生活できる」という最低限のラインを見極めることが重要です。引越し当日から困らないために、最優先で準備すべきものをリストアップしました。

入居当日から絶対に必要なものチェックリスト

ここは「ないと本気で困る」アイテムです。引越し荷物とは別に、手荷物として持っていくか、入居日当日に必ず手に入るように手配しましょう。

  • 寝具(ベッド・布団など)
    • 引越し初日は、荷解きや手続きで想像以上に疲れます。その日の夜に寝る場所がないのは致命的です。マットレスと掛け布団、枕だけでも確保しましょう。引越し日に合わせて配送指定しておくのがベストです。
  • カーテン
    • 後述しますが、カーテンは防犯とプライバシーの観点から「入居日当日から必須」です。これが無いと、夜に部屋の電気がつけられません。
  • 照明器具
    • 内見時に「照明器具なし」の物件だった場合、必ず入居日までに用意してください。忘れると、日が暮れた瞬間から真っ暗闇で過ごすことになります。
  • トイレットペーパー
    • 引越し当日は、新居のトイレを必ず使います。備え付けがないケースがほとんどなので、1ロールは必ず手荷物に入れましょう。
  • タオル
    • 手を洗う、汗を拭く、お風呂に入るなど、当日から必ず使います。フェイスタオルとバスタオルを最低2枚ずつは用意しておきましょう。
  • スマートフォン・充電器
    • 情報収集、家族への連絡、ライフライン(電気・ガス・水道)の開通連絡など、すべてスマホで行います。充電器(と可能ならモバイルバッテリー)は絶対に忘れないでください。
  • 現金・身分証明書・印鑑
    • 引越し費用の支払いや、万が一の手続き(鍵の受け取りなど)で必要になる場合があります。

最低限必要な「家具・家電」

次に、生活の基盤となる家具・家電です。これらは入居後1週間以内には揃えたい(できれば入居日にあるのが望ましい)ものです。

  • 冷蔵庫
    • 食材の保存に必須です。自炊をしない人でも、飲み物や最低限の食料(ヨーグルト、卵など)を保管するために必要です。一人暮らしなら100〜150L程度のサイズが一般的です。
  • 洗濯機
    • コインランドリーが近くにあれば数日はしのげますが、毎日着る服やタオルを洗うためには必須です。特に社会人の場合、洗濯のために時間を取られるのは非効率。一人暮らしなら5〜7kgの容量が目安です。
  • 電子レンジ
    • 自炊派はもちろん、コンビニ弁当や冷凍食品を温めるのにも必須。これが無いと、温かい食事を手軽に摂ることができません。「温め」機能だけの単機能レンジなら安価で購入できます。
  • テーブル(ローテーブルなど)
    • 食事をする、作業をする場所として必要です。最初は大きなダイニングテーブルでなくても、小さなローテーブルが一つあるだけで生活の質が変わります。

最低限必要な「日用品・消耗品」

これらは入居日〜翌日までに、近所のドラッグストアやスーパーで購入するものです。

  • 各種洗剤(食器用、洗濯用、お風呂用、トイレ用)とスポンジ・ブラシ
    • 汚れは待ってくれません。入居初日から掃除や洗い物ができるように準備します。
  • ゴミ袋
    • 引越し作業では大量のゴミが出ます。自治体指定のゴミ袋を事前に確認し、必ず用意しておきましょう。
  • ティッシュペーパー
    • トイレットペーパーと同様、何かと使います。
  • シャンプー・リンス・ボディソープ・洗顔料
    • 当日の汗やほこりを流すために必要です。
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
    • 最低限のエチケットとして。
  • 着替え・部屋着(2〜3日分)
    • 荷解きが終わらなくても、着替える服はすぐ出せるようにしておきましょう。

カーテンと照明は「入居日までに」準備する

リストの中でも、特に「カーテン」と「照明」は、初めての一人暮らしで準備を忘れがちな「落とし穴」です。

内見時にサイズを必ず測る

カーテンは、窓のサイズが合わないと使い物になりません。物件の内見に行った際、必ずメジャーで窓枠のサイズ(幅と高さ)を測り、メモしておきましょう。

照明も同様に、設置する場所の「取り付け器具(シーリング、ダクトレールなど)」の種類を確認し、対応する照明器具を選ぶ必要があります。

防犯・プライバシー面での必要性

引越し当日にカーテンがないと、夜に電気をつけた瞬間、部屋の中が外から丸見えになります。「ここに人が引っ越してきた」と公言しているようなもので、特に女性の一人暮らしでは非常に危険です。

また、カーテンがないと朝日が直接差し込み、ゆっくり休むこともできません。

これら2点は、家具・家電よりも優先して「入居日当日に設置完了」を目指してください。

初めての一人暮らしを快適に!カテゴリ別「必要なもの」徹底リスト

最低限のものが揃ったら、次は新生活を快適にするためのアイテムを揃えていきましょう。ここでは、必須度を3段階(★★★:必須、★★☆:早めに欲しい、★☆☆:必要なら)で評価しました。

【リビング・寝室編】

アイテム名必須度備考
寝具一式★★★ベッド/布団、マットレス、枕、シーツ、掛け布団
カーテン★★★サイズ要確認。遮光性・遮熱性があると◎
照明器具★★★備え付けがない場合は必須
ローテーブル★★☆食事や作業に。最初は小さめでもOK
収納ケース・カラーボックス★★☆衣類や小物の整理に。クローゼットのサイズ次第
テレビ台★☆☆テレビを買うなら必要。収納付きが便利

【キッチン編】

自炊をどれくらいするかで必要なものが大きく変わるカテゴリです。

アイテム名必須度備考
冷蔵庫★★★100〜150Lが目安
電子レンジ★★★温め機能だけでも必須
炊飯器★★☆自炊するなら(3合炊き程度)
電気ケトル★★☆お湯を沸かすのに便利。やかんより早い
フライパン★★★まずは1つ(24〜26cmの深型)
片手鍋★★☆味噌汁、ラーメン、レトルト温めに
包丁・まな板★★☆自炊派は必須
キッチンツール★★☆お玉、フライ返し、菜箸、ピーラー
食器類★★★平皿、深皿、茶碗、マグカップ、箸、スプーン
食器用洗剤・スポンジ★★★
ゴミ箱★★★燃えるゴミ用、資源ゴミ用など
調味料★★☆まずは塩・砂糖・醤油・味噌・油から

【バス・洗面所・トイレ編】

アイテム名必須度備考
タオル★★★バスタオル、フェイスタオルを各3枚以上
シャンプー類★★★シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
洗顔料・クレンジング★★★
風呂用掃除用具★★☆スポンジ、ブラシ、風呂用洗剤
バスマット★★☆床が濡れるのを防ぐ
歯ブラシ・歯磨き粉★★★
ドライヤー★★☆特に女性や髪の長い人は必須
洗濯洗剤・柔軟剤★★★
洗濯物干し(室内/室外)★★☆ベランダの設備や部屋干しスペースを確認
ハンガー・洗濯バサミ★★☆
トイレットペーパー★★★当日から必須。ストックも忘れずに
トイレ用掃除用具★★☆トイレブラシ、掃除シート、トイレ用洗剤

【その他】掃除用具・日用雑貨

アイテム名必須度備考
ゴミ袋★★★自治体指定のものを確認
フローリングワイパー★★☆掃除機がなくても、まずはこれでOK
雑巾・ふきん★★☆100均のマイクロファイバータオルでも可
掃除機★☆☆必須ではないが、あると便利
ティッシュペーパー★★★ストックもあると安心

初めての一人暮らしが充実!「あったら便利なもの」リスト

ここからは、必須ではないものの、新生活に慣れてきたタイミングで買い足すと生活の質(QOL)が格段に上がる「あったら便利なもの」をご紹介します。

生活の質(QOL)が上がる「便利家電」

  • テレビ
    • 「スマホやPCで十分」という人も増えましたが、大画面で映画を見たり、ゲームをしたりするには最適です。友人や家族が来た時にも活躍します。
  • 掃除機(スティック型・ロボット型)
    • フローリングワイパーでも掃除はできますが、カーペットを敷く場合や、ゴミをしっかり吸い取りたい場合は掃除機が便利です。コードレスのスティック型は手軽さが魅力。ロボット掃除機は、忙しい社会人や「掃除が面倒」な人の強い味方です。
  • オーブントースター
    • パン派の人は必須アイテム。最近は、お餅を焼いたり、簡単なグリル料理ができたりする多機能なモデルも注目を集めています。
  • アイロン(衣類スチーマー)
    • スーツやシャツを着る機会が多い社会人は必須。ハンガーにかけたままシワが取れる「衣類スチーマー」は、場所も取らず手軽なので一人暮らしに特におすすめです。
  • 空気清浄機・加湿器
    • ワンルームは空気がこもりやすかったり、エアコンで乾燥しやすかったりします。特に花粉症の人や、喉・肌の乾燥が気になる人にはおすすめです。

初めての一人暮らしの費用を節約!賢いものの揃え方

初めての一人暮らしは、物件の初期費用だけでなく、家具・家電の購入費も大きな出費です。賢く揃えて、費用をできるだけ抑えましょう。

初期費用を抑える家具・家電の選び方

  • 「家電セット」のメリット・デメリット
    新生活シーズンによく見る「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ」などのセットは、個別に買うより安価で、選ぶ手間が省けるのがメリットです。
    一方、機能やデザインが選べない、不要なものが含まれている場合がある、といったデメリットも。自分のこだわりと予算を天秤にかけて検討しましょう。
  • 中古・リサイクルショップの活用
    「数年しか使わないかも」「特にこだわりはない」という家電(洗濯機や冷蔵庫など)は、リサイクルショップやフリマアプリで探すと、費用を半分以下に抑えられることもあります。ただし、保証期間や状態はしっかり確認しましょう。
  • 家具家電付き物件の検討
    一部の賃貸物件で提供されている「家具家電付き物件」は、購入費用がほぼゼロになるのが大きな魅力です。ただし、備え付けのものの性能が低かったり、デザインが好みでなかったりする場合もあります。家賃は、通常の物件相場と比べて高めに設定されている場合があるため、初期費用だけでなく、月々の支払いや備え付けの設備に求める基準を考慮し、トータルコストで判断しましょう。

まとめ

初めての一人暮らしの準備は、やることが多くて大変に感じるかもしれません。しかし、リストを使って「必要なもの」と「その優先順位」をしっかり整理すれば、不安は大きく解消されます。

大切なのは、最初から完璧を目指さないこと。まずは「最低限必要なもの」を揃え、そこから少しずつ「自分らしい快適な部屋」を作っていくプロセスそのものを楽しんでください。

この記事のリストが、あなたの新生活準備の一助となれば幸いです。漏れなく、無駄なく準備を進めて、最高の一人暮らしをスタートさせましょう!

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