新生活の準備、ワクワクしますよね。でも、その買い物、ちょっと待って!勢いで買ってしまい「これ、いらなかったな…」と後悔するのは、一人暮らしのあるあるです。
この記事では、先輩たちのリアルな声を基に、家具・家電からキッチン用品まで具体的な「一人暮らしのいらないものリスト」を大公開!なぜ不要なのかという理由まで解説します。
一人暮らしで本当にいらないものリスト

新生活への期待から、ついあれもこれもとリストに入れてしまいがち。でも、ちょっと待ってください。
ここでは、多くの先輩が「なくても大丈夫だった」「かえって邪魔になった」と証言するアイテムを、具体的な代替案とともにご紹介します。
【家具・インテリア編】ソファや大きなテーブルは本当に必要?
おしゃれな部屋の象徴のような家具も、一人暮らしの限られた空間では主役ではなく「邪魔者」になってしまうことがあります。
- ソファ
- 理由
- 部屋の大部分を占領し、圧迫感の原因に。掃除も大変で、一度置くと模様替えも困難。
- 代替案
- 体にフィットするビーズクッション
- 理由
- 大型のローテーブル
- 理由
- 食事以外では物置になりがち。床に座る生活でも、意外とスペースを取る。
- 代替案
- 折りたたみ式のミニテーブル
- 理由
- タンス・収納家具
- 理由
- 備え付けのクローゼットで十分な場合が多い。圧迫感があり、引っ越し時に荷物になる。
- 代替案
- クローゼット用の吊り下げ収納や引き出しケース
- 理由
【キッチン家電・用品編】自炊スタイルで見極めるべきアイテム
毎日自炊を頑張るなら話は別。でも、あなたのライフスタイルに本当にその家電は必要ですか?
- 炊飯器
- 理由
- 自炊頻度が低いと邪魔になる。保温は電気代がかさみ、少量炊きは美味しくないことも。
- 代替案
- 電子レンジで炊ける炊飯マグ
- 理由
- オーブントースター
- 理由
- 用途がパンを焼くことに限定されがち。キッチンのスペースを意外と取る。
- 代替案
- オーブン機能付きの電子レンジを選ぶ
- 理由
- 電気ケトル
- 理由
- 「すぐ沸く」が魅力だが、やかんや鍋でも十分。コンセントを1つ占領する。
- 代替案
- 小ぶりのやかんやウォーターサーバー
- 理由
- 大量の食器セット
- 理由
- 来客は年に数回。普段使わない食器が棚の奥で眠るだけになりがち。
- 代替案
- 深めの中皿、小鉢、マグカップ、お椀を各2セット
- 理由
【生活家電編】掃除機やアイロンはライフスタイル次第
「家電は三種の神器」なんて時代もありましたが、今はライフスタイルに合わせて取捨選択するのが賢い方法です。
- アイロン・アイロン台
- 理由
- スーツやシャツを毎日着る仕事でなければ使用頻度は低い。準備と片付けが面倒。
- 代替案
- 形状記憶機能のあるシャツを選ぶ
- 理由
- テレビ
- 理由
- スマホやPCがあれば、ニュースもドラマもスポーツも見られる
- 代替案
- PCやタブレットで動画配信サービス(TVer、Netflix等)を視聴
- 理由
【バス・トイレ・雑貨編】意外となくても困らない小物たち
なんとなく「必要でしょ」と思っているそのアイテム、本当にないと困りますか?管理の手間を考えれば、ない方が快適かもしれません。
- トイレマット・カバー
- 理由
- 掃除の際に邪魔になる。洗濯も面倒で、不衛生になりやすい。
- 代替案
- 何もない方が床の拭き掃除が楽で清潔
- 理由
- 大量のタオル
- 理由
- 収納を圧迫し、すべてを使いこなせない。洗濯物が増えるだけ。
- 代替案
- バスタオル2枚、フェイスタオル4枚程度
- 理由
後悔しない買い物のコツ!一人暮らしの「いるもの・いらないもの」見極め方

リストを参考にしつつ、最終的に判断するのはあなた自身です。
ここでは、後悔しないための「考え方のコツ」を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:まずは「〇〇で代用できないか?」を考える思考法
欲しいものが見つかったら、まず「これって、今持っているもので代用できないかな?」と自問自答する癖をつけましょう。
- 例1:やかんが欲しい → 「深めの鍋でお湯を沸かせないか?」
- 例2:トースターが欲しい → 「魚焼きグリルでパンを焼けないか?」
- 例3:本棚が欲しい → 「クローゼットの空きスペースや、丈夫な箱で代用できないか?」
このワンクッションが、無駄な出費と物が増えるのを防ぎます。
ステップ2:「使用頻度」を冷静に予測する(週1回?月1回?)
次に、「これを買ったら、週に何回(月に何回)使うだろう?」と具体的な使用シーンを想像してみましょう。
- 週に3回以上使う →「いるもの」の可能性大
- 週に1回程度 → 要検討。代替案をもう一度考えてみる
- 月に1回しか使わない →「いらないもの」の可能性大
憧れだけで買ったミキサーやホットプレートが、棚の奥で眠ってしまうのはこのステップを怠るからです。
ステップ3:「後から買う」選択肢を常に持つ勇気
これが、一人暮らしの買い物を成功させる最大の秘訣です。
「ないと命に関わるもの以外は、すべて後から買える」と心得ましょう。
1ヶ月生活してみて、「やっぱりアイロンがないと不便だ」「友達がよく来るから、もう少しお皿が必要だ」と心から感じた時に、初めて購入を検討する。この方法なら、本当に必要なものだけを、納得して自分の部屋に迎え入れることができます。
【Q&A】一人暮らしの「いらないもの」に関するよくある質問

最後に、多くの人が抱く素朴な疑問にお答えします。
Q. 物干し竿がなくても洗濯物は干せますか?
A. はい、全く問題なく干せます。
ベランダに物干し竿を設置できない物件も多いです。室内用の折りたたみ式物干しスタンドや、窓枠に取り付けるタイプ、浴室乾燥機、突っ張り棒タイプの物干しなど、便利な代替グッズがたくさんあります。部屋干し用の洗剤を使えば、匂いも気になりません。
Q. テレビがないと、災害時の情報収集が不安です。
A. 今はスマホの方が早く正確な情報を得られる場合が多いです。
テレビがなくても、スマホがあれば災害時の情報収集は可能です。NHKの「ニュース・防災」アプリや、各自治体の防災アプリ、XなどのSNSは、情報が早く、自分のいる地域のピンポイントな情報を得やすいメリットがあります。ラジオアプリ「radiko」も、通信が不安定な時に役立ちます。重要なのは、テレビの有無よりも、スマホを常に充電しておくためのモバイルバッテリーを準備しておくことです。
まとめ

今回は、一人暮らしで本当に「いらないもの」について、具体的なリストや見極め方をご紹介しました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいします。
- 多くの人が「いらない」という物には理由がある
- 「いらないもの」には、便利な「代替案」が必ずある
- 本当に必要なものは、実はそれほど多くない
- 迷ったら「後から買う」。これが失敗しない最大のコツ
「いらないもの」を見極める作業は、単なる節約術ではありません。それは、「自分にとって本当に大切なものは何か」を選び取る作業であり、あなたらしい快適な空間と心豊かな生活を作り上げるための、最も重要な第一歩です。
この記事が、あなたの素晴らしい新生活のスタートを後押しできれば幸いです!